🧹 画面整理プロンプトガイド
AIに「片付けて」と頼むときの、言葉の深め方 5段階
Claude Code・AI活用共有会(2026年7月14日)
はじめに読んでください
押しても壊れません🌱
今日一番大事な合言葉です。
AIに何を頼んでも、あなたのPCは壊れません。ファイルも消えません(いきなり削除される依頼をしない限り)。
「間違ったらどうしよう」より、まず「話しかけてみる」から始めましょう。
大原則ひとつだけ
AIは、あなたが「こうなったら嬉しい」を先に言葉にしていると、驚くほどぴったり応えてくれます。
逆に「なんかいい感じにして」だと、思ってたのと違うものが出てきます。
話しかける前に、「私が欲しいのはこれ」を一行だけ決めてから話しかける。それだけです。
1まずは一言「片付けて」超入門
いきなり細かく指示せず、まず一言で頼んでみます。AIが「どう片付けますか?」と聞き返してくれることもあります。
このフォルダを片付けてください。
▼
Before(今のあなたのフォルダ)
- IMG_2314.jpg
- メモ.txt
- スクリーンショット 2026-05-05.png
- 領収書.pdf
- 家計簿.xlsx
- あああ.jpg
After(AIが整理したら)
画像
文書
PDF
エクセル
💡 これだけでも十分きれいになります。「もっとこうしたい」が出てきたら、次のレベルへ。
2種類ごとに分けてやさしい
「どう分けたいか」を伝えると、AIはその通りに動きます。
このフォルダを、種類ごとにサブフォルダを作って分けてください。
・写真は「写真」フォルダに
・PDFは「書類」フォルダに
・エクセルとワードは「資料」フォルダに
▼
Before
- IMG_2314.jpg
- スクリーンショット 2026-05-05.png
- 領収書.pdf
- 明細_20260320.pdf
- 家計簿.xlsx
- 無題.docx
After
写真/
IMG_2314.jpg
スクリーンショット_2026-05-05.png
書類/
領収書.pdf
明細_20260320.pdf
資料/
家計簿.xlsx
無題.docx
💡 フォルダ名を自分の言葉にできます。「写真」「書類」でも、「思い出」「大事なもの」でもOK。
3中身を読んで、意味のある名前にちょっと感動する
ここからが本領発揮。ファイルの中身を読んで、意味のある名前に変えてくれます。
画像フォルダの中の写真の名前を変えてください。
撮った日付と、写ってるものが分かる名前に。
形式は「2026-05-05_運動会.jpg」のように。
▼
Before
- IMG_2314.jpg
- IMG_2315.jpg
- スクリーンショット 2026-01-15 14.32.03.png
- あああ.jpg
After
- 2026-04-15_お花見_桜.jpg
- 2026-04-16_公園散歩.jpg
- 2026-01-15_年賀状レイアウト.png
- 2026-02-14_バレンタイン_チョコ.jpg
ここが50代以上に一番響くポイント✨
「IMG_2314.jpg」だと、後から見て何の写真か分からない。
「2026-04-15_お花見_桜.jpg」なら、目次を見るように写真が探せます。
目が疲れる細かい作業を、AIに全部任せられるのがこの機能の本当の価値です。
4重複や不要なものを見つけてもらう頼りになる
「メモ.txt」「メモ (1).txt」「メモ - コピー.txt」——同じ内容のファイルが3つ、ありますよね。AIが中身を見比べて「これ、同じ内容ですよ」と教えてくれます。
このフォルダの中で、名前が似ているファイルの中身を見比べてください。
同じ内容のものは「重複」フォルダに移して、
どれを残すか私に一緒に決めてください。
勝手には削除しないでください。
▼
Before
- メモ.txt(7/1 更新)
- メモ (1).txt(6/15 更新・病院予約)
- メモ - コピー.txt(4/1 更新)
After
残すもの:
📄 メモ.txt(最新・買い物)
📄 メモ (1).txt(病院予約・別内容)
重複/に移動:
📄 メモ - コピー.txt
└ メモ.txtの古い版
安心のコツ「勝手に削除しないでください」の一言を必ず入れてください。
そうすれば、AIは「これ、消していいですか?」と必ず確認してくれます。
5「あなた仕様」に育てる応用
使い方に慣れてきたら、自分の暮らしに合わせた整理ルールを渡します。
「私はこういう風に暮らしています」を伝えると、AIはそれに合わせて動きます。
私は毎月、家計簿と光熱費の書類を管理しています。
これから、このフォルダを次のルールで整理してください。
・年ごとにフォルダを作る(2026年/2025年)
・その中に「家計簿」「光熱費」「医療費」「その他」のサブフォルダ
・PDFの中身を見て、光熱費・医療費・その他を判断
・写真は「思い出」フォルダにまとめて、年月ごと
・空フォルダは削除
明日からも同じルールで整理したいので、
この手順を覚えておいてください。
▼
Before
- 電気料金_2026年3月分.pdf
- 領収書.pdf(病院)
- 家計簿.xlsx
- IMG_2314.jpg(お花見)
- 新しいフォルダー(空)
After
2026年/
📁 家計簿/家計簿.xlsx
📁 光熱費/電気料金_2026年3月.pdf
📁 医療費/領収書_病院_2026-05-12.pdf
思い出/2026年04月/
2026-04-15_お花見_桜.jpg
※ 空フォルダは削除済み
ここまでくると:毎月ダウンロードフォルダにたまっていく書類を、月末に一言頼むだけで自動で整理できるようになります。「今月分も、いつものルールで整理して」でOK。
⚠️ これはやめておいたほうがいい頼み方
- 「いい感じにして」
→ AIが「どういい感じか」を推測するので、意図と違う結果になります
- 「全部消して」
→ 本当に消したいもの以外まで消えます。「消す」より先に「どれを残すか」を伝える
- 1つの依頼に5つも6つも詰め込む
→ AIが1つずつ丁寧にやれなくなります。1回1つの依頼が原則
- 「賢く判断して」だけ
→ 賢さの基準はあなたにしか分からないので、判断のヒントを一言添えて
逆に、こういう一言があると必ずうまくいきます
- 「勝手に削除しないでください」 → 安全装置
- 「まず〇個試して見せてください」 → 一気にやらず、確認しながら
- 「変更前の状態が分かるようにしてください」 → 後戻りできる安心
- 「私は初心者です」 → AIの説明が丁寧になります
🎯 今日、家に帰ったらこれだけ試す
レベル1の「片付けて」を、
ダウンロードフォルダに1回だけ試す
それだけで大丈夫です。完璧を目指さないでください。
1週間に1つずつ、体で覚えていく。それが結果的に一番遠くまで届きます。
もし「うまくいかなかった」と思っても、大丈夫。
「もう1回、こう頼んでみたらどうなるかな?」の繰り返しが、あなたのAIとの付き合い方を育てていきます。
失敗じゃなくて、"次のヒント"です。